UV PAINT
VOCとCO2の削減に効果あり！ 無溶剤UV塗料
環境負荷の低減を目的とした塗料開発に成功！
UV塗料とは？
紫外線硬化型無溶剤UV塗料は、紫外線のエネルギーを吸収する事により、化学反応を起こし未硬化状態から瞬時に硬化し連続塗膜を形成します。この塗料の成分は光重合開始剤、塗膜の主成分となるモノマー、ポリマー、それと助剤で形成されています。
一般的な紫外線硬化型塗料と違い希釈する為の有機溶剤を含まない塗料です。モノマー、ポリマーが主成分のため常温下での揮発物質もほとんどなく塗装された未硬化の塗膜は紫外線硬化後も塗装直以後と変わらない外観が保持でき肉持ち感が非常に良い状態で塗膜を形成します。塗装した塗料がそのまま塗膜になるというイメージです。
無溶剤UV塗料の特長
有機溶剤未使用
本塗料は一般的なUV塗料とは違い、モノマー/ポリマーを主成分とした有機溶剤を使用していない塗料です。
CO2削減、VOC削減
本塗料はシンナーを使用しないUV塗料です。一般的なUV塗料と違い溶剤を含んでいないでの予備乾燥も必要なくVOCの削減と同時に電気使用量が抑制でき=CO2の削減が出来ます。
高光沢ピアノ調仕上げ
本塗料は肉持ち感があり非常にレベリング性の良い塗料なので2コート仕様でもピアノ調仕上げが可能な塗料です。
塗膜性能
本塗料は一般的な溶剤型UV塗料に劣らない塗膜性能を持ち合わせています。
作業性
本塗料は一般的な溶剤型UV塗料と同じ塗装設備を使用し塗装可能です。設備を改造、増築する必要はありません。
塗装業界での役割
無溶剤UV塗料は、一般UV塗料とは違い溶剤希釈が無いので塗装作業性としては条件幅は若干狭いですが、独自の塗料と塗装技術によりモノマーやポリマーの配合種や配合量の変更、助剤の検討でニーズに合う塗料にカスタム可能です。
塗装環境やライン条件により個々設定は必要と思われますが塗装業界でのCO2削減、VOCの削減に寄与する事は間違いありません。
マイスターズ社はこの塗料の改良を進めると同時に塗装装置の更なるバージョンアップにて塗料のロスをZERO=塗着効率100％を実現します。また超コンパクト塗装機の特徴を更に磨く事、すべての塗装品を無溶剤塗料に置き換える事によって塗装行程での環境負荷をZEROにする事に挑戦し続けます。
