コンセプト

Our Philosophy

コンセプト

塗装業という枠を軽々と越えて、どこにでもいける。その根拠は「塗装」という技術の可能性にある。世の中には色があふれていて、それらの色を作っているのが塗装屋だ。だからこそ、あらゆる業種・業態に必要とされる。もっと軽やかに、もっと柔軟に。私たちは挑戦し続ける塗装屋です。

  • Young Challengers
  • Change the Value
  • One-Stop
  • Broad Perspective
  • about Meister's Grit
  • Artistic Pursuit
  • Smarter Technologies
  • Skill Transfer
  • Sustainability

会社概要

会社名 マイスターズグリット株式会社
本社所在地 〒130-0003 東京都墨田区横川1-16-3
センターオブガレージ内
代表者 代表取締役 笹井克太朗
設立 2019年01月
資本金 8,000,000円(2022年5月現在)
従業員数 8名(2019年2月1日現在)

センターオブガレージについて

マイスターズグリットが入居している「センター オブ ガレージ(COG)」は、ベンチャー、町工場、大企業の三者連携を実現する、リアルテック・ベンチャーのインキュベーション施設です。研究開発型や、ものづくりに特化した世界中のベンチャーに対して、イノベーションを加速させるためのリアルテックエンチャーが多数入居しており、それぞれの研究開発の成果が展示されてもいます。マイスターズグリットだけではなく、これからの日本を形作る新たな技術を確かめたいという方は、ぜひ一度ご来館ください。

History

マイスターズグリットの歩み

[Meister=名職人]+[Grit=やり抜く力]という意味を社名に込め、 2019年に設立したマイスターズグリット。
その最初の一歩から現在にいたるまでの歩みを、「私たちの想い」とともにご紹介します。

はじまりは「外部からの視点」

『業界のことを私自身がよく知らなかった』。
代表の笹井が言うように、マイスターズグリットのスタートは、まさにゼロからの出発でした。しかし、業界を知らないこと、つまり業界を外から見る視点を持っていたことが、設立当初の私たちの強みでもあったのです 。
それほどオープンな世界ではない塗装業界、そこに存在する昔ながらの体質こそが、塗装業界の可能性を妨げる要因のひとつだと考えた私たちは、それを打破することからはじめます。
例えば業界内での横のつながり。情報を他社には漏らさないことが当たり前となっていた業界の中で、マイスターズグリットは技術やアイデアを他社とも積極的に共有しました。
また、新しいことにあまり手を出さずにきた塗装業界にイノベーションを起こすという想いは、設立当初から現在にいたるまで一貫して持ち続ける私たちのビジョンです。
『この業界を外から見ると、疑問に感じることばかり。だから私たちは、この業界が今までしてこなかったことをやろうと思いました。それをしていたら、世界が広がっていったんです』
設立当初に強みとなった「外部の視点」。
これは今もなお、私たちが手掛ける4つの事業領域の中で活かし続けています 。

環境への想い

環境を守ることも、マイスターズグリットが設立時から持ち続ける想い。
空気や水などの自然環境はもちろん、騒音や匂いといった近隣の生活環境への配慮も大きなテーマとなっています。
従来の塗装は、塗料や塗装方法にいたるまで、その仕組み自体が決して環境配慮に適したものとはいえませんでした。しかし、すべてにおいて環境保全を求められる現代社会で、このままでいいはずがなく、問題に目をつぶってきた塗装業界の中で、環境配慮型の塗装を作りあげることが私たちのミッションでもあったのです。
実際にマイスターズグリットでは、これまでの歩みの中で、大気汚染の原因となる揮発性有機化合物(VOC)の削減をはじめ、CO2削減、悪臭対策、騒音対策、省エネルギー、殺菌処理、ウィルス対策など、環境問題に向き合った塗料や装置の開発に成功しています。
また、塗装業界の中だけでなく、例えば養鶏場・養豚場や廃棄物処理施設をはじめ、同じような問題を抱える他業種とも協力。塗装から派生した技術やシステムが、他の業界でも役立つことを理想と考え、いくつかのケースではすでに実用化もされています。
『環境に関して言えば、塗装業界だけのことを考えればいいわけではありません。他の業界はもちろん、それこそ他の国の様々な問題解決に貢献できれば素晴らしいですね。例えば途上国の水の問題を、私たちが作ったシステムで解決することも夢ではないと思っています』マイスターズグリットが抱く環境への想い。ゴールのないテーマだからこそ、 私たちは今後もこの分野の製品開発にチャレンジし続けていきます。

ワンストップの実現

私たちが設立当初から描いていた想いのひとつが、塗装に関する一連の工程において、上流から下流までをワンストップで任せていただける会社にすることでした。
「加飾や機能強化への加工」を起点に、上流では「塗料の開発」、下流では 「塗装のコンサルティング」や「時代に適した装置製造とシステム構築」までをワンストップで。
これを実現することにより、顧客のニーズに応えることはもちろん、サステナブルな社会を築くための貢献ができると考えたからです。
そして現在、私たちはその想いの実現に向けて、手掛ける事業領域を広げています。
「1.塗装・加飾加工」「2.塗料開発とコンサルティング」「3.塗装装置製造と環境対応システムの構築」「4.汎用塗料や量産塗装への対応」。
今後も この4つのフィールドを中心に、顧客や社会に対して新しい価値を提供できる企業へと成長していけることを願っています。

To the Future

マイスターズグリットが描く未来

あらゆるものに塗装があり、需要が尽きることはない。だからこそ現状に満足せず、もっと大きな進化を。
マイスターズグリットは業界をリードしていく存在として、サステナブルな未来に貢献していきます。

過去から未来へとつなぐ技術

私たちが掲げる塗装業界のイノベーション。それは決して過去を否定し、すべてを新しくしてしまうことではありません。大切なのは、過去と未来をつなぐこと。塗装という業界の長い歴史の中で育まれてきた財産を、時代にマッチしたスマートなものへと進化させながら、確実に継承していくことがマイスターズグリットの目指す未来です。変わっていいことと、変わってはいけないこと。例えば職人の技術もそのひとつ。
私たちが進めている新しくスマートなシステムは、AIによって技術を全自動化するものではありません。やはり心の通った人の手というところは、絶対に残していかなければなりません。
そして、若い世代の職人を増やしていくことも、私たちが描く未来。実際にマイスターズグリットでは、業界ではまだ若手とされる30代のスタッフが数多く活躍しています。これからの時代、「背中を見て覚えろ」という時代ではありません。AIやIoTによって職人の技を見える化し、新しい時代の後継者を育てていく仕組みを構築することも私たちのミッションだと考えています。